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凝った意匠が詩趣にあふれたたたずまいを醸し出す現代数奇屋

風流を解する住まい手の趣向が随所に盛り込まれた「山嶺露の家」。素材に凝り、意匠にこだわる住まい手の「好きなものを寄せた」、まさに現代数寄屋と呼ぶに相応しい美しい住まいです。
空気の澄みきった冬には南アルプスの山が見えるこの景色を住まい手に感じてもらえるようにあえて2階にリビングとダイニングを設けました。外観は、山のようにダイナミックな大屋根とし、計画時に建築地と住まい手の考え方を聞きながら想い、つけたネーミング『山嶺露の家』に沿うようにしました。
二つの和室に通じる廊下には、あえて程よい長さと曲がり角を設け、趣ある料亭の雰囲気を現出させています。そして、石板を敷いた庭を設けたり、前庭に面して広縁を設えるなど、庭と建物の一体感を重視した造りも粋人好み。また、太陽光発電・蓄電システムを用いた、伝統技術と最新設備を融合した住まいです。